種類豊富でライフスタイルに合わせられる! 京セラの蓄電池を徹底解説

種類豊富でライフスタイルに合わせられる! 京セラの蓄電池を徹底解説

蓄電池を製造しているメーカーは非常に様々ですが、種類豊富で各ご家庭のライフスタイルに合わせるといった点において、京セラの蓄電池は非常におすすめです。

今回は、種類豊富な京セラの蓄電池について徹底解説いたします。蓄電池ご購入をお悩みの方はぜひ参考にしていただけましたら幸いです。

京セラ製蓄電池の特徴

ここでは京セラ製蓄電池の特徴について3つご紹介いたします。

直流電力をそのまま接続できる

京セラ製の蓄電池には、太陽光発電システムと組み合わせることでより効率よく電気を貯められるタイプがあります。主要となる蓄電池は「マルチDCリンクタイプ」と呼ばれるもので、太陽光発電システムで創った直流電力(DC)をそのまま蓄電池に接続することが可能です。電力変換の際に発生するロスを抑えることで、効率よく電気を貯められます。太陽光発電システムを既に設置されている住宅には適したモデルです。

エネルギーを賢く活かすAIを搭載

近年多くのメーカーがAIを使った電力監視システムを導入していますが、京セラも追随しています。「ナビフィッツ」と呼ばれるシステムは、発電電力量や消費電力量のチェックやリモコンアプリで家電の運転や停止ができ、家庭内での様々なエネルギー情報を「見える化」することができます。

蓄電池本体は最大15年保証で長期利用も安心

大容量タイプの蓄電池本体には、最大15年の長期保証が付いています。安心して使用できるのも京セラ製蓄電池の大きなメリットです。
さらに自然災害対応の保証が全ての製品に10年間ついているので、近年多くなってきた自然災害にも安心して利用できます。リモコンももちろん保証内で、万全のサポートが整っているといえるでしょう。

京セラ製蓄電池のラインナップを紹介

ここでは京セラ製蓄電池のラインナップをご紹介いたします。

EGS-LM0320…小型スタンダードタイプ

エアコンの室外機程度のコンパクトサイズで、屋内・屋外問わず設置できます。室内リモコンがついていて、室外に設置したとしても操作のために外に出る必要がありません。リモコンは停電時でも利用可能で、災害時に安心な仕様となっています。

小型サイズでありながら、3.2kWhとそれなりの容量がありますので、停電時にはテレビやスマートフォンの充電、リビング照明といった機器が長時間使えます。
必要最小限の電力を確保しておきたい方や、これまでスペースの問題で蓄電池の設置を諦めていた方にお勧めです。

EGS-LM1201…家庭用トップクラスの大容量タイプ

ハイスペックタイプの蓄電池で、家庭用蓄電池では最大の12kWhという蓄電容量と出力を持ちます。太陽光発電システムの有無を問わず設置でき、容量にもゆとりがあるため、太陽光発電と併用すると自家消費で電気料金を節約しながら、非常用の電力を常に保存しておくことができます。
さらに大容量にもかかわらず、幅1060mm×高さ1250mm×奥行き300mmと薄型・小サイズなのも魅力的です。設置スペースを確保しやすく、これまで大容量蓄電池の設置を諦めていた方ももう一度検討していただく価値のある蓄電池です。

EGS-ML0650…マルチDCリンクタイプ

太陽光発電システムとセットで使いたい方にお勧めのマルチDCリンクタイプ蓄電池です。太陽光発電システムが無くても使えますが、太陽光発電システムとの相性が非常にいいモデルとして販売されています。
太陽光発電システムから直流のまま蓄電でき、電気の変換ロスが少なくて済みます。発電した電気を効率よく使えるので、太陽光発電で創った電気を無駄なく使いたい方にお勧めです。

また、本体は幅452mm×高さ656mm×奥行き120mmと本体がスリム設計で、屋内・屋外問わず設置しやすいコンパクトサイズになっています。
蓄電池容量も6.5kWhと大きく、非常時でも十分使用できる電力を貯められます。

京セラの家庭用蓄電池を選ぶメリット・デメリット

ここでは、京セラの家庭用蓄電池を選ぶメリット・デメリットについてご紹介いたします。

メリット1.サイズがコンパクト

京セラ製蓄電池はどのタイプもコンパクト設計で、設置場所を確保しやすいサイズになっています。
特にEGS-LM0320はエアコンの室外機程度のサイズなので、これまでスペースの問題で設置を諦めていた方でも気軽に設置が可能です。EGS-LM1201は幅と高さは2ドアの冷蔵庫を2台並べたのと同じくらいのサイズ感ですが、奥行きは30cmで冷蔵庫の半分程度とかなりスリムです。

メリット2.寒冷地に強い

大容量タイプは周囲の温度が-20~40℃まで対応していて、寒冷地でも屋外設置が可能です。寒冷地は対応温度の関係で蓄電池を屋内にしか設置できないメーカーも多いのですが、その場合駆動音が気になる方も多いようです。その点、京セラ製蓄電池は屋外におけるため、この心配がありません。
自然災害保証が15年と長い点も安心です。

デメリット.設置費用が高い

使う人や環境を選ばない京セラ製蓄電池ですが、価格設定はやや高めです。大容量タイプは本体価格370万円で税込みにすると400万円を超えます。そこまでの容量が必要ない場合には小型スタンダードタイプを選ぶという選択肢もありますが、それでも150万円を超える価格で気軽に購入できる金額ではありません。
節電効果等の経済的なメリットがあるとしても、初期費用を回収するのは難しいかもしれません。ただし、蓄電池には元々「災害対策」という性質があり、初期費用を回収できないから導入しないという考え方をするべきではない、という意見も散見します。
ご自身が「何を目的に蓄電池を使うのか」を十分に吟味した上で購入を検討するべきでしょう。

2020年1月に発売された「エネレッツァ」が話題に

エネレッツァという世界初のクレイ型住宅リチウムイオン電池を使用した蓄電池についてご紹介いたします。

エネレッツァとは?

2020年1月、京セラが世界初の「クレイ型住宅リチウムイオン電池」である「エネレッツァ(Enerezza)」の販売を開始しました。
エネレッツァの最大の特徴は、蓄電池に使う電極が粘土状であることです。これにより「長寿命」「高安全性」「低コスト」という従来のものと比較しても圧倒的な優位性を実現しています。
この3つの特徴について、以下から詳しく説明していきます。

    • 1.長寿命

電極材料に練り込む電解液を、住宅用蓄電池として最適化して設計・制御しているため、従来の蓄電池よりも長寿命です。
また、-20℃から40℃までの広範囲で動作確認がされており、長寿命なこともあって、一般的には10年で終わる保証期間が業界最長クラスの15年保証となっています。

    • 2.高安全性

「ユニットセル構造」と呼ばれ、セパレーターで正極(+)と負極(-)を完全に分離しています。これは内部ショートを起こさせない設計で、発煙や発火リスクを大きく減少させています。
構造の他にも、「クレイ型」と呼ばれる粘土状の電解液にリン酸鉄リチウムという安全性の高い材料を採用することで、液体の電解液を使用している従来の蓄電池よりも高い安全性を誇ります。

    • 3.低コスト

集電体(電池から電気を取り出すための媒体)が3分の1、セパレーターが5分の1と従来に比べて少なく、液体の電解液を使用するために必要となるバインダーが不要となったため、約30%のコストをカットすることに成句しています。
材料費だけではなく、電極等の構造も簡素化されているため、製造コストもカットされています。安価で高性能な蓄電池はこれからのスタンダードになっていく可能性が高く、注目が集まっています。

購入は予算やライフスタイルと照らし合わせてからがお勧め

蓄電容量は5.0kWh、パワーコンディショナーが付属して希望小売価格が税抜き150万円と、京セラ製蓄電池の中ではかなり安価な部類に入ります。しかも上記のようなメリットが多数あり、非常に高性能かつ良心的な製品だといえるでしょう。
ただし、エネレッツァがどんな環境や家庭にも必ず相性が良いわけではありません。災害時に電力が足りなかったり、家庭環境によっては日常的にも使いづらくなってしまったりする可能性もあります。
エネレッツァだけではなく、蓄電池の購入を検討している場合にはあらかじめ見積もりをしてみる、プロに相談する等、下準備をしっかりしておくことが大切です。

まとめ:大容量から最新型まで!ライフスタイルに合わせて選ぼう

京セラ製蓄電池はコンパクトで大容量タイプから最新型まで様々な種類がある、さらには寒冷地対応等多くのメリットがあります。特に設置スペースが確保できない、寒冷地に住んでいるといった理由で蓄電池の設置を諦めてしまっていた方でも、京セラ製蓄電池なら導入が可能です。
ただし、選択肢が多すぎるあまり「どのタイプの蓄電池が自分に合っているのか」がわかりづらくなっている部分があるのは否めません。

導入でお悩みの際には、ぜひプロにご相談することをお勧めします。個々のライフスタイルに合わせた最適な蓄電池を紹介してくれるでしょう。
無理にご自身で判断するのではなく、ぜひ見積もりと共にプロにご相談することをご検討下さい。

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