高機能&高性能がウリ!オムロンの蓄電池を徹底解説!

高機能&高性能がウリ!オムロンの蓄電池を徹底解説!

実は「隠れたシェアトップ」を持つオムロン

オムロンは元々体温計のメーカーとして有名でネームバリューもあります。しかし、太陽光発電の業界では「パワーコンディショナーのパイオニア」として、各太陽光パネルメーカーにパワーコンディショナーを供給する裏方的なイメージの強い企業です。
蓄電池は、オムロンブランドとしての販売量は多くはありませんが、太陽光発電とセットでの導入と、蓄電池単体でオムロン製の蓄電池の導入実績を合わせると「隠れたシェアトップ企業」といえるでしょう。

オムロン蓄電池の特徴

ここでは、オムロン蓄電池の特徴についてご紹介いたします。

特徴1.10年以上の長期使用が可能

電池工業会規格に準処し、熱安定性や保存特性に優れたリチウムイオンを採用することにより、10年以上の長期使用が可能です。

特徴2.太陽光発電システムとの連系がスムーズに

太陽光発電システムとの連系では、パワーコンディショナーを自立運転させる切り替え機能が実用的かつスムーズで、それぞれのシステム容量とそれぞれの使用環境にあった給電方式を選択できるため、用途にあった対応が可能です。

特徴3.「ハイブリッド型」と「フレキシブル型」がある

オムロンの蓄電池には「ハイブリッド型」と「フレキシブル型」があります。ハイブリッド型は太陽光パネルで発電した電気をロスなく充電したり、ご自宅の自家消費に回すことができます。
また、停電時に蓄電池を使う際には「特定負荷型」の蓄電池になります。特定負荷型は、停電時に自宅の中の「特定の部分だけ」に電気を使えるようにするタイプの蓄電池です。
必要な部屋や電化製品にだけ無駄なく電気を供給することができるため、万が一の際にも安心して使用できます。
フレキシブル型は別名「単機能型」と呼ばれ、太陽光発電システム等の影響を受けることがありません。相性を気にすることなく蓄電池を設置できるのが大きなメリットです。

オムロンの蓄電池ラインナップを紹介

ここではオムロンの蓄電池ラインナップについてご紹介いたします。

KP48S2シリーズ…太陽光発電システムと連動し、売電・蓄電・自家消費に最適

太陽光発電用ハイブリッド蓄電システムで、太陽光発電で得られた電力をライフスタイルに合わせて有効活用できるようなシステムです。売電・蓄電・自家消費といったそれぞれの使用目的に対応しています。重量は60kgとコンパクト化が進み、屋内でも違和感なく設置できるのも嬉しいポイントです。

KP55Sシリーズ…コンパクトで大容量かつ「ハイブリッド蓄電システム」も

太陽光発電用ハイブリッド型蓄電システムで、太陽光発電システムと蓄電システムのパワーコンディショナーが一体となったタイプです。太陽光発電で得られた大容量の電力を無駄なく活用できます。また、6.5kWhという容量がありながら、コンパクトな設計でスペースを取らないため、家庭用蓄電池としてお勧めできます。

KPACシリーズ…省スペースで太陽光発電システムに追加できる

    • ・Aシリーズ

6.5kWh/9.8kWhと大容量でありながら、どちらも世界最小・最軽量のコンパクト設計のため、設置場所を選びません。空気清浄機ほどの大きさなので、室内にも設置しやすいでしょう。

    • ・Bシリーズ

充放電サイクルが無制限であることが最大限の特徴です。4.2kWhと容量が小さく見えますが、1日に2サイクル利用すれば実質的には8.4kWh相当の蓄電性能と同等となります。保証期間も15年と長い上にコストパフォーマンスが高く、効率的に利用可能です。

電気を効果的に使える4つのモード

ここでは電気を効率的に使うための4つのモードについてご紹介いたします。

グリーンモード

太陽光発電システムの余剰電力を蓄電池に充電して、できるだけ自家消費を優先するモードです。電気代が高い昼間に自家消費し、充電しきれない余剰電力分は売電することもできます。さらに、電気代が比較的安い夜間の電気を買電して蓄電池に充電する設定も可能です。

グリーンモードは、今後も予想される電気料金の値上がりやFIT法から10年後に売電価格が安くなる状況に適したモードといえるでしょう。

経済モード

売電を優先する運転モードです。昼間は余剰電力を売電して売電収入を確保します。夜間は比較的電気代が安いため、電力会社から電力を購入して蓄電池に充電し、朝夕に蓄電池から放電して必要な電気をまかないます。売電と電気料金が安い夜間の蓄電を賢く併用して節約することで、家計への負担を軽減します。

安心モード

万が一の停電に備え、蓄電残量の維持を優先するモードです。昼間の余剰電力は売電し、電気料金が比較的安い夜間に100%になるまで充電を行います。朝夕は、設定した残量を維持しながら電気製品に放電し、家庭の電気をまかなうことが可能です。
安心モードは、台風や大雨等の予報が出ていて停電の可能性があるタイミングで活用できるモードです。いざという時に使える電気を貯めておく用途に適しています。

停電時モード(自動モード)

停電が発生すると自動で停電時モードに切り替わります。昼間であれば太陽光発電で電気を供給し、余剰電力があれば充電も可能です。夜間に停電した場合には、蓄電池から電気を供給します。

停電時モードでは、あらかじめ決めておいた停電時に使用したい家電にのみ自動で電気が供給されます。冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電等に使われることが多いようです。電気の復旧後は、自動で通常時の運転モードに切り替わります。

オムロンの蓄電池を選ぶメリット・デメリット

ここではオムロンの蓄電池を選ぶメリット・デメリットについてご紹介いたします。

メリット:省スペース・大容量で高い性能を持つ

オムロンの蓄電池は奥行き、体積共に世界最小クラスです。サイズによる設置場所の制限が比較的少なく、電池の使用時間も長いのが大きなメリットとなります。停電が長引いても安心の容量を持ちます。
また、落下・耐水・耐火・衝撃に強い使用になっているのも、安全上の大きなメリットです。重塩害に対応した製品も開発されていて、海の近くにも設置できます。太陽光発電システムとの連携もスムーズで、蓄電池の後付けも簡単です。

デメリット:オープン価格のため相場がわかりづらい

多くのメリットがあるオムロンの家庭用蓄電池ですが、オープン価格で販売されているため、相場がわからないことがデメリットといえます。
蓄電池は、本体価格に工事費用がかかります。設置業者によって本体費用と設置工事の費用に差が出る可能性があります。設置時には、工事費込みの見積もりをいくつか集めて、適正価格のものを選んでいきましょう。

「ハイブリッド型」と「フレキシブル型」どっちを選ぶべき?

オムロン蓄電池にはハイブリッド型とフレキシブル型があります。ここではどちらを選ぶべきかについてご紹介いたします。

ハイブリッド型システムが適しているタイプ

既に太陽光発電を設置してから10年以上経ち、固定買取期間が終了している方には、ハイブリッド型がお勧めです。ハイブリッド型の蓄電池は、太陽光発電システムと同じパワーコンディショナーを共有して使います。ハイブリッド型の蓄電池を導入することで、既設の太陽光発電のパワーコンディショナーも合わせて交換できます。

パワーコンディショナーの交換費用を別に負担しなくて済み、パネルで発電した電気のロスも最小限で済みます。これから太陽光発電と蓄電池をセットで導入する場合にはハイブリッド型がお勧めです。

フレキシブル型システムが適しているタイプ

現在まだ「売電の固定買取期間が終わっていない方」や「既設の太陽光発電システムの保証期間がまだ残っている方」にお勧めです。フレキシブル型(単機能型)は、既設の太陽光発電システムに影響を与えないため、どんな型でも蓄電池を設置できます。
太陽光発電システムを設置する予定がない場合も、フレキシブル型を設置しておくことで十分に停電の対策や、電気代の削減につながります。
また、フレキシブル型はハイブリッド型より価格が安価なため、「初期費用をあまりかけずに蓄電池を導入したい」とご検討の方にもお勧めです。

まとめ:太陽光発電システムと組み合わせるならオムロンの蓄電池がお勧めです!

オムロン製蓄電池は、単機能としても十分な性能を持ちますが、太陽光発電システムとの相性がよく、組み合わせることで多彩な機能を発揮します。
節電や万が一の停電対策等、蓄電池を日頃から最大限に活用したい時には、オムロン製の蓄電池を検討してみるといいかもしれません。
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