家電の王様『シャープ』が販売する家庭用蓄電池の実力とは?

家電の王様『シャープ』が販売する家庭用蓄電池の実力とは?

今回は、家電の王様とも言われている『シャープ』が販売する家庭用蓄電池の特徴をご紹介したいと思います。

シャープと言えば、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの家電メーカーとして有名で、日本国内に住んでいる方であれば、家の中に何か一つぐらいはシャープ製品が必ずあると言って良いほどの有名メーカーです。実は、この家電メーカーとして有名なシャープも家庭用蓄電池の開発・販売を行っており、日本の蓄電池メーカーの中でもかなり大きなシェアを占めています。シャープの蓄電池の特徴は、太陽光発電設備と連携させ、家庭の電気をより有効活用できるようにすることを目指していることだと言われています。

現在、蓄電池の導入をお考えの方で、「太陽光発電システムと蓄電池を連携させ、無駄なく電気を使いたい!」と考えている方にはとてもオススメ出来る蓄電池となっていますので、今回は、シャープ製蓄電池の特徴やそのメリット・デメリットをご紹介します。

シャープの家庭用蓄電池とは?

それでは、シャープが開発する家庭用蓄電池について簡単にご紹介していきましょう。シャープは家電メーカーとして非常に有名ですが、実は住宅用太陽光発電やメガソーラー発電など、太陽光発電事業も幅広く行っています。蓄電池に関しても、2017年度に出荷台数の実績が1位になるなど、日本の住宅エネルギー業界のトップを走る企業と言っても過言ではないでしょう。

シャープが販売する家庭用蓄電池の特徴は、蓄電池本体がコンパクトなので設置場所に困らないことや誰でも簡単に使いこなせるようさまざまなサポート機能がついていることでしょう。この辺りは、家電メーカーとして長い歴史を持っていることから、一般家庭の使用者が求める機能を良く理解しているからだと思います。さらに、太陽光発電事業も長年行ってきた実績から、蓄電池と太陽光発電の連携もしやすくなっており、各家庭のライフスタイルに合わせたモード機能が充実しています。例えば、『経済性モード』で運転させる場合には売電と節約が両立できる、『クリーンモード』であれば太陽光からの電力を優先的に使用して環境に配慮できるなどのモード機能が搭載されています。

シャープ製家庭用蓄電池のラインナップは?

シャープの家庭用蓄電池は『クラウド蓄電システム』と呼ばれています。この蓄電池は、蓄電池、ハイブリッドパワーコンディショナ、マルチエネルギーモニターがセットになった蓄電システムで、太陽光発電と蓄電池を同時制御できるのが特徴です。蓄電池の中には、太陽光発電用のパワコンと蓄電池用のパワコンがそれぞれ必要になるようなものが多い中、このクラウド蓄電システムは、パワコンが1台にまとめられています。そのため、設置のためのスペースも省スペース化できることや、太陽光発電で作った電気をより効率的に使用できるようになっています。

このクラウド蓄電システムには、3種類がラインナップされていますので、以下でそれぞれの特徴をご紹介しておきましょう。

コンパクトタイプ『JH-WB1621』

引用:メーカーサイト

『JH-WB1621』は、設置スペースが限られるご家庭などにオススメなタイプで、屋外・屋内兼用で設置できるコンパクトなサイズになっているのが特徴です。蓄電容量は、4.2kwhとなっていますので、少し心もとないと考える方もいるかもしれませんが、電気使用量が標準的なご家庭であれば問題ないと言われています。
太陽光発電と蓄電池の併用を考えている場合でも、パワコン1台で制御できるため、設置場所もとらず、容易に導入できると思います。なお、蓄電池本体を屋外設置する場合でも、簡易基礎で設置が可能となりますので、基礎工事の工程を大幅短縮し低コスト化できるでしょう。

>『JH-WB1621』の詳細をメーカーサイトで確認

ミドルタイプ『JH‐WB1711』

引用:メーカーサイト

『JH‐WB1711』は、屋内設置タイプの蓄電池で、クローゼットの中など、家の中のちょっとした空きスペースに設置することが可能です。屋内設置ですので、寒冷地や塩害地域でも使用可能な蓄電池となります。
ミドルタイプに分類されているように、蓄電容量が6.5kWhにアップしており、万一の停電時でも家中をカバーできるのが魅力です。なお、本年1月中には、屋外設置も可能なミドルタイプ蓄電池『JH-WB1921』が販売開始予定となっています。

>ミドルタイプ蓄電池の詳細をメーカーサイトで確認

大容量タイプ『JH‐WB1821』

引用:メーカーサイト

『JH‐WB1821』は、蓄電容量が8.4kWhと大容量な蓄電池となっていますので、電気をたくさん使うご家庭にオススメのタイプとなります。この蓄電池の良い点は、大容量なのに関わらず、屋外設置する場合でも簡易基礎で設置が可能となりますので、工期を大幅に短縮し、導入コストを抑えることができる点です。ただし、簡易基礎については、コンクリート面に施工することが推奨されていますので、その辺りは事前にチェックしておく必要があるでしょう。

>大容量タイプ蓄電池の詳細をメーカーサイトで確認

シャープ製家庭用蓄電池の価格やメリットは?

それではここで、シャープが販売する『クラウド蓄電池』の価格やシャープ製蓄電池のメリット・デメリットをご紹介していきましょう。

シャープ製蓄電池の価格は、公式サイトにメーカー小売希望価格が公表されていますので、以下でまとめてご紹介しておきます。ただし、下で紹介する価格は、あくまでも『蓄電池本体の価格』であり、実際に導入する場合には、ハイブリッドパワーコンディショナ、マルチエネルギーモニタ、設置のための工事費用などが別途かかってくることとなります。あくまでも参考となりますが、蓄電池本体の価格をおさえておきましょう。

品番蓄電容量メーカー希望価格(税抜)保証
JH-WB16214.2kWh¥363,80015年保証(有償)
または10年保証(無償)
JH-WB17116.5kWh¥447,80015年保証(有償)
または10年保証(無償)
JH-WB19216.5kWh¥467,80015年保証(有償)
または10年保証(無償)
JH-WB18218.4kWh¥549,80015年保証(有償)
または10年保証(無償)

※上記価格は、蓄電池本体のみのメーカー小売希望価格です。

シャープ製蓄電池のメリット・デメリット

それでは最後に、シャープが開発・販売する家庭用蓄電池のメリットとデメリットを簡単にご紹介しておきましょう。シャープの蓄電池は、上でご紹介したように、コンパクトで設置場所に困らないことや、太陽光発電と連携して効率よく電気を利用できることが特徴です。
それでは、これらの蓄電池のメリットとデメリットはどのようなことが考えられるのでしょうか?

シャープ製蓄電池のメリット

シャープ製蓄電池のメリットと言えば、なんといってもコンパクトで使い勝手が良いことだと言えるでしょう。シャープの蓄電池は、どのタイプも屋内設置可能で、今まで設置スペースの問題で蓄電池の導入を諦めていたという方でも導入しやすいのが特徴です。また、クラウドシステムにより、最適な蓄電池の運転を行ってくれることも大きいでしょう。太陽光発電を導入しているご家庭であれば、余剰電力の有効活用を自動で行ってくれるようになりますので、手間なく賢い電力利用ができるのが大きなメリットになると思います。

シャープ製蓄電池のデメリット

シャープ製の蓄電池は、これと言って致命的なデメリットはないのですが、あえて挙げるのであれば導入コストがわかりづらいことでしょう。上で紹介したように、蓄電池本体に関してはメーカー小売希望価格が公表されているものの、実際に導入する場合には施工費などの他の費用もかかってきますので、工事費を含んだ費用は業者によってかなりの価格差があると言われています。したがって、できるだけ安く導入したいと考えるのであれば、複数の業者に見積もりを提出してもらい、最良な業者を探さなければいけません。

まとめ

今回は、家電の王様と呼ばれる『シャープ』が開発・販売している家庭用蓄電池の特徴をご紹介してきました。シャープ製の蓄電池は、長年エネルギー事業に携わっていることもあり、非常に高性能で太陽光発電との連携で家庭の電力を効率よく利用できるようになるなど、とてもオススメ出来る蓄電池です。さらに、どのタイプも屋内設置が可能で、コンパクトサイズになっているので、設置スペースの関係でこれまで蓄電池の導入をためらっていた人でも導入しやすい蓄電池だと思います。

ただし、デメリット面でご紹介したように、販売店によって導入コストの格差が大きいと言われていますので、その辺りは注意が必要でしょう。

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